リノベーションモデルハウス建築ブログ

2025-09-01T13:07:19+09:00

防災の日に考える「耐震等級」の大切さ U建築

9月1日は「防災の日」。日本は地震大国といわれるほど、いつどこで大きな揺れに見舞われてもおかしくない国です。家づくりを検討する際に、多くのお客様が気になるのが「地震に強い家」かどうか。その指標のひとつが 「耐震等級」 です。今日はその基本と、等級ごとの違い、そして私たちができる工夫についてご紹介します。

耐震等級とは?

耐震等級は、住宅の「地震に対する強さ」を示す指標で、1~3のランクがあります。

  • 等級1:建築基準法で定められた最低限の強さ。震度6強〜7程度の地震でも倒壊しないとされるレベルです。これは、震度6~7程度の地震で「倒壊・崩壊しない」であって、倒壊はしないが、一定の損傷を受けることはあるということです。なので、損傷の程度によっては大規模な修繕や、最悪の場合、建て替えが必要になる可能性かあります。

  • 等級2:等級1の1.25倍の耐震性。主に学校や病院といった避難施設で採用される基準です。長期優良住宅では耐震等級2以上が認定の条件となっています。

  • 等級3:等級1の1.5倍の耐震性。消防署や警察署など、防災の拠点となる建物と同等の強さです。住宅性能表示制度で定められた耐震性の中で、最も高いレベルであり、一度大きな地震を受けてもダメージが少ないため、地震後も住み続けられ、大きな余震がきても安心です。

等級を気にするメリット

  • 安心感:大きな揺れでも倒壊のリスクを最小限に抑えられます。

  • 地震保険が割安に:等級ごとに、保険料の割引が適用されることがあります。

  • 資産価値が守られる:中古住宅市場でも「耐震等級」は信頼性が高く、有利になる可能性があります。

工務店だからできる耐震の工夫

当社では、耐震等級3相当を前提とした設計・施工をご提案しています。さらに基礎の補強や構造計算にも力を入れています。「法律を守る」だけでなく「家族が本当に安心して暮らせる住まい」を目指し、日々取り組んでいます。

防災の日に、家づくりを見直してみませんか?

今日はご家庭でも、防災グッズの点検や避難経路の確認をしてみてはいかがでしょうか。そして、これから家づくりを考える方は「耐震等級」にもぜひ注目してください。

当社では耐震や防災に関するご相談を随時受け付けています。大切なご家族を守る住まいについて、ぜひ一度お気軽にご相談ください。

U建築は、長野県飯田市、伊那市、駒ヶ根市を中心とした伊那谷エリアにて、新築・リフォームなど住まいづくりのお手伝いをしています。安心と信頼の住まいづくりならU建築にお任せください。

対応エリア
飯田市、伊那市、駒ヶ根市、辰野町、箕輪町、飯島町、松川町、高森町、阿南町、南箕輪村、宮田村、中川村、大鹿村、豊丘村、喬木村、阿智村、下條村、泰阜村、平谷村、売木村、天龍村、根羽村